ローマ教皇庁が中国問題を討議、新政策に注目―仏メディア

Record China    2010年3月24日(水) 20時18分

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22日、ローマ教皇ベネディクト16世とローマ教皇庁は同日から3日間開かれる会議で、バチカン市国と中国の今後の関係について討議を行う。ローマ教皇が「重要な発表」を行う可能性も指摘されている。写真はサン・ピエトロ大聖堂。

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2010年3月22日、AFP通信によると、ローマ教皇ベネディクト16世とローマ教皇庁は同日から3日間開かれる会議で、バチカン市国と中国の今後の関係について討議を行う。ローマ教皇が「重要な発表」を行う可能性も指摘されている。23日付で環球時報が伝えた。

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記事によると、ローマ教皇ベネディクト16世は会議で、ローマ教皇庁と中国の現状および今後の関係について話し合い、重要な発表も行う予定。会議にはほかに、07年に発足した中国問題を検討する専門委員会の委員も出席するという。

バチカンは台湾と国交を結んでおり、中国とは国交を結んでいないが、ローマ教皇庁は08年に中国問題を話し合う会議で「中国と積極的な対話を進める」との意向を示しており、今回の会議でどのような新政策が打ち出されるのかに注目が集まっている。

16日付ノーボスチ・ロシア通信社によると、ローマ教皇庁は19日から外国語としては8番目となる中国語ウェブサイトを開設すると発表、中国重視の姿勢も伺える。

AFP通信は、中国はバチカンと最終的に外交関係を結びたいと考えており、これは中国の対外イメージにとっても重要な意義を持つことになるとする一方で、双方の間には中国の地下教会や司教任命問題、バチカンと台湾との国交問題など解決すべき問題が山積みだと指摘した。(翻訳・編集/NN)

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