2010年3月15日、中国で圧倒的人気を誇っていた日系自動車のシェアが5年前の水準にまで下がっていることが分かった。騰訊汽車が伝えた。

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記事によると、日系自動車は05年にシェア23．94％を獲得し、外資系としてはドイツ車を抜いてシェアトップに躍り出た。同年のドイツ車のシェアは04年の29．54％から17．99％にまで下落。06年も日系車の好調は続き、シェア25．69％にまで上昇、自主ブランド車と人気を二分した。07年には自主ブランド車を抜き、28．94％でついに頂点に上り詰める。全盛期の08年には30．83％にまで達した。

だが、大量リコール問題で日系車の代表格であるトヨタの品質神話がもろくも崩れた。09年、中国の自動車販売台数は世界一となったが、日系車のシェアはこれと反比例するかのように5．98％も減少した。年が明けてからも劣勢は続き、09年の24．85％から23．63％にまで後退。5年前の23．94％よりさらに低い数字を記録した。（翻訳・編集/NN）