海外メディアの軽挙妄動=「金正日総書記3月訪中説」は空振りか―中国紙

Record China    2010年3月26日(金) 10時8分

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2010年3月25日、国際先駆導報は、記事「海外メディアは金正日総書記が3月下旬に訪中と予想=目的は支援の要請」を掲載した。写真は北朝鮮。

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2010年3月25日付の国際先駆導報は、記事「海外メディアは金正日総書記が3月下旬に訪中と予想=目的は支援の要請」を掲載した。

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金正日総書記の動向は海外メディア、とりわけ韓国メディアの注目するところ。昨年12月から中朝国境の街・丹東市の警備が強化されたとのことで、すわ訪中かと色めき立った。ところが数日後、警備体制は通常通りと確認され、空振りに終わった。

「わたしが『ありうる』と発言すると、真意は『ない』という意味にとられる」とは今年2月、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官の発言。金正日総書記の息子・金正雲氏に関する海外記者とのやりとりを皮肉ったものだ。ある匿名希望の瀋陽市民は「日米韓のメディアは瀋陽にオフィスを置いているが、中朝国境に何か動きがあるとすぐにあれこれ『連想』を始める」とコメントした。

さて最新の「連想」はというと、今月末に金正日総書記が訪中するというもの。デノミ失敗などの経済的苦境の支援を求めると予想している。中国の高官にその時期、海外訪問予定がないというのが主な理由だ。日程は25〜30日が濃厚と報じられたが、現時点でまだ動きはないようだ。(翻訳・編集/KT)

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