50万人都市の4分の1が中国に、脅威の都市化スピード―国連

Record China    2010年3月28日(日) 17時46分

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25日、中国の過去30年の都市化速度は他の国を遥かに上回っており、50万人都市の4分の1を占めていることが分かった。写真は天津市。

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2010年3月25日、国連経済社会局人口部が発表した「世界都市化展望2009年修正版」によると、中国の過去30年の都市化速度は他の国を遥かに上回っており、世界で人口50万人を超える都市数の4分の1を占めるまでに至っている。26日付で新華社通信(電子版)が伝えた。

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報告によると、中国で人口50万人を超える都市は1980年には51都市だったが、1990年以降急増し、現在は185都市に達している。同報告は、中国の50万人都市は2025年までにさらに107都市増え、これに伴い都市化水準は1980年の19%から2010年に47%に上昇し、2025年には59%に達すると予測している。

また、現在の世界の人口約69億人のうち、都市人口は35億人、農村人口は34億人だが、今後都市化が進むにつれて農村人口は減り続け、2050年には農村人口は29億人まで減少すると予測している。

世界の都市人口に関しては、人口1000万人を超える大都市が度々注目されるが、実際には人口50万人以下の小都市で生活する人口の割合が52%を占めているとし、「今後増加する都市人口も小都市での増加によるものが大部分を占めるだろう」としている。(翻訳・編集/HA)

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