日本を抜き、世界第2の工業製造大国に=09年、国連統計が裏付け―中国

Record China    2010年3月30日(火) 6時13分

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28日、2009年に中国が日本を抜いて世界第2の工業製造国となったことが分かった。写真は大連市内の製鉄所。

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2010年3月28日、揚子晩報によると、2009年に中国が日本を抜いて世界第2の工業製造国となったことが、27日に北京で開催された2010年全国企業管理創新大会で明らかにされた。

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国連工業開発機関の統計報告によれば、2009年、世界の工業生産総額に占める中国のシェアは15.6%。日本は15.4%、トップは米国で19%だった。中国の09年の粗鋼生産量は5億6800万tで世界全体の47%、セメントの生産販売量は16.5億tで同60%以上、港湾貨物取扱量は70億tで同50%以上を占めた。

中国企業聯合会の王忠禹(ワン・ジョンユー)会長は、「中国は米国に次ぐ工業製造大国に成長し、『世界の工場』とも呼ばれるようになったが、中国の製造業は大きくはなったものの安定はしていない。多くの企業が産業連鎖の中で低付加価値の底辺にあり、生産サービスも立ち後れている」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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