ベンチャーキャピタルが子ども市場の巨大さに熱視線―中国

Record China    2010年4月1日(木) 18時40分

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28日、中国の子ども市場がベンチャーキャピタル各社から有望視されている。写真はベビー用品。

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2010年3月28日、新華網によると、中国の子ども市場がベンチャーキャピタル各社から有望視されている。中信産業投資基金や漢能投資集団なども含めた国内外のベンチャーキャピタルが、浙江省杭州市で行われている国際児童フォーラムに参加している。

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専門家の予測では、2010年に中国の子ども市場の規模は1兆元(約13兆5000億円)に達し、5年前と比べて倍の規模になるという。ある機関では、2005年から2020年にかけて中国では第4次ベビーブームとなり、毎年新生児が1600万人増える見込みだと予想しており、2015年には市場の需要規模は2兆元(約27兆円)に達し、その後は3兆元(約40兆5000億円)にまで拡大する可能性もあるとしている。

中国では一人っ子政策のため、「421」家庭が圧倒的多数を占める。4は祖父母、2は両親、1は子どもを指す。「中国では子どもへの出費を惜しまない傾向が強い」と業界関係者は話す。しかし、多額の投資が集まることで業界は急速に成長する可能性が高まるが、その反面リスクも高く、産業内の価値体系を早急に構築する必要があると指摘する声もある。(翻訳・編集/岡田)

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