<レコチャ広場>中国本土と香港の大学生の違いとは?

Record China    2010年4月6日(火) 17時27分

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3月29日、「中国本土と香港の大学生の違いとは?」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。作者は香港の大学に通っている中国本土出身の学生だ。写真は香港理工大学。

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2010年3月29日、「中国本土と香港の大学生の違いとは?」と題した記事が中国のブログサイト・新浪博客に掲載された。作者は香港の大学に通っている中国本土出身の学生。以下はその内容。

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今の香港は北京や上海などと変わりなく、かつてのような強みは感じられない。だが、双方の大学生を比べてみると、その考え方の違いは歴然だ。香港の大学生はとてもおしゃれだが、むやみにブランド物に手を出したりはしない。それに比べ、本土の学生は大のブランド好き。外見だけではOLと見分けがつかないほど、きれいに着飾っている。それらを買うお金は親からの小遣いだ。彼らの購買欲は凄まじく、親の代わりに中国の国内総生産(GDP)を引き上げていると言っても過言ではない。もちろん、全てが御曹司やお嬢様という訳ではないから、親の甘やかしぶりがうかがえる。

それに、香港の大学生は社会経験を積むことも大事なことだと考えている。彼らの多くは高校生からファーストフード店などでアルバイトを始めるが、これは小遣い稼ぎのためだけでなく、社会勉強を重ねるためでもある。こうして早くから将来設計を考える学生がほとんどだ。一方、本土の学生は幼い頃から勉強漬けの毎日で、「大学に受かること」だけを目標にしてきた。親や先生の言うことを聞く「良い子」で育っているため、自主性が全くない。大学入学後の人生設計も自分では建てられないのだ。

香港の学生からは自由を感じる。本土の学生ほど勉強熱心ではないが、自分でやると決めたことに対する情熱はすごい。大学院の学生も発想が自由で豊かだ。ただ目的もなく進学する本土の学生とは違う。こうした気風に満ちているからこそ、香港中文大学の元学長、チャールズ・カオ(高[金昆])氏がノーベル物理学賞を受賞できたのだろう。(翻訳・編集/NN)

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