<続報>炭鉱漏水事故、実際に取り残された人数は260人超か―中国紙

Record China    2010年4月1日(木) 9時0分

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30日、山西省運城市の炭鉱で28日に漏水が発生し、150人以上が坑内に閉じ込められたとされる事故で、中国の英字紙は、実際に閉じ込められた人数は260人を超えると報じた。写真は事故現場となった王家嶺炭鉱。

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2010年3月30日、山西省運城市の炭鉱で28日に漏水が発生し、150人以上が坑内に閉じ込められたとされる事故で、中国の英字紙チャイナ・デイリーは、実際に閉じ込められた人数は260人を超えると報じた。

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事故は28日午後1時40分ごろ(現地時間)、華晋焦煤有限責任公司所有の王家嶺炭鉱で発生。坑内にいた261人のうち108人が脱出したものの、現在も153人が取り残されているとされている。だが、記事は複数の作業員からの証言として、実際の数は260人を超えるはずだと伝えた。

記事によれば、王家嶺炭坑の事故が起きた部分は、06年に米環境団体ブラックスミス研究所が「世界の10大汚染地域」に選んだ臨[シ分]市の管轄。同市では違法操業による炭坑事故が頻発しており、この5年間で市長が5回も代わっている。記事は、その隠ぺい体質は筋金入りだと指摘した上で、今回も被害者の数をごまかしているのではないかと疑問を呈している。(翻訳・編集/NN)

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