<中国人が見た日本>花見の季節、上野公園は桜より人の方が多い

Record China    2010年4月10日(土) 19時7分

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8日、中国の市場調査大手・零点研究諮詢集団(Horizon)の袁岳・理事長が「上野公園は桜より人の方が多い」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は上野公園の花見客。

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2010年4月8日、中国の市場調査大手・零点研究諮詢集団(Horizon)の袁岳(ユエン・ユエ)理事長が「上野公園は桜より人の方が多い」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概略。

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第5回「日中ジャーナリスト交流会議」に参加したついでに、上野公園の桜を見に行った。日本にはもう十数回も来ているが、花見をしたのはこれが初めてだ。一行は、中国中央テレビ(CCTV)の白岩松(バイ・イエンソン)キャスター、フェニックステレビの黄海波(ホアン・ハイボー)キャスター、中国新聞社の劉北憲(リウ・ベイシエン)社長、中国青年報の陳小川(チェン・シャオチュアン)編集長らそうそうたる顔ぶれ。

上野公園はそれほど広くなかったが、大勢の花見客であふれていた。そこで印象的だったのは、シートに座って食べたり飲んだりしている人たち。桜の木の下は、そういう人たちで埋め尽くされていた。花見は日本人にとって非常に重要な行事で、徹夜で場所取りする人もいるというから驚きだ。一方、中国人も大勢見かけたが、彼らは歩きながら花見を楽しんでいた。これも文化の違いだと痛感した。

上野の桜は確かに綺麗だったが、ワシントンD.C.の桜と比べると少々見劣りする感じもした。同行者の1人が中国・武漢大学の桜の方が、味わいがあるとも言っていた。作家・魯迅は「藤野先生」で上野の桜について書いているが、今こうして大勢の中国人が上野公園の桜を楽しむようになるとは、当時は想像も出来なかったに違いない。こうした時代の変化に思いを巡らせてみると、より一層上野の桜が味わい深いものに感じた。(翻訳・編集/NN)

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