<中国食品>「毒ニラ事件」発生=有機リン系農薬残留で1930キロを廃棄―山東省青島市

Record China    2010年4月11日(日) 13時14分

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9日、ラジオ局・中央人民放送局は、山東省青島市の「毒ニラ事件」を伝えた。1日以来、ニラを食べた市民9人が頭痛、吐き気、下痢などの症状を訴えている。写真は山東省のニラ農家。

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2010年4月9日、ラジオ局・中央人民放送局は、山東省青島市の「毒ニラ事件」を伝えた。1日以来、ニラを食べた市民9人が頭痛、吐き気、下痢などの症状を訴えている。9日、中国広播網が伝えた。

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病院での検査で、原因は有機リン中毒と判明した。残留農薬による中毒とみられる。患者らはすでに回復したという。9日、青島市工商行政管理局市場処担当者が記者会見を開いた。季節の変わり目にあたる現在は害虫が多く、農薬使用量が増えている。そのため基準値を超えた農薬が残留したと考えられる。

8日、市当局は市場で販売されているニラに対するサンプル調査を実施。残留農薬が認められたニラ1930キロを押収し廃棄した。また事件を受け現地のニラ価格は急落、農家に大きな影響を与えている。(翻訳・編集/KT)

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