2010年4月11日、中国・北京市の住宅地区600か所で生活ごみの分別回収が試験的に行われることになった。政府は一定期間にわたり該当地区の家庭にごみ袋とごみ箱を無料で配布して、残菜などとその他のごみの分別回収を行うという。法制晩報が伝えた。

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11日、ごみの削減と分別を促進するキャンペーンが正式にスタート。試験的に実施される住宅地区600か所のうち、182か所が朝陽区、119か所が海淀区となっている。都市景観管轄部署の責任者によれば、現在ごみの分別回収、輸送システムを構築しているところで、年内にはこれらを全面的に実施していく構えだという。

現在、北京市では1日あたり1万8300tの生活ごみが排出されており、環境を圧迫しているが、分別回収されたごみは無害化処理を経て、可能な限り熱エネルギーや電力として再生利用されることになる。（翻訳・編集/岡田）