2010年4月11日、留学コンサルティング企業経営者の韓梅（ハン・メイ）氏は、ブログで記事「メイドインチャイナがなければ、めちゃくちゃになる米国の生活」を発表した。以下はその抄訳。

【その他の写真】

もし米国で生活すれば、いたるところに中国製品を目にすることになる。ベッドからナイフ、食べ物、玩具、服、靴、家電……。まさにメイドインチャイナはあらゆる場所に入り込んでいる。なんでもコインの包装紙まで中国製なのだとか。今や中国製品は米国人の生活にとって不可欠な存在となった。

米国にこれほどの中国製品があることは本当に喜ばしいこと。しかし信頼は得られていない。中国食品の問題を伝えるニュースは相次ぎ、中国産を避けて買う人も少なくない。そもそも中国人自身が自国製品の品質を認めていない。家電や自動車、パソコン、携帯などを購入する時は、輸入品を選ぶ中国人が多いのだ。

こうした状況を変え、本当の尊敬を受けるためには、中国企業は世界の技術基準に則り、品質や信頼、ブランドの力を高め、人類の普遍的価値を重視しなければならない。

それを達成した時、全世界の消費者は「メイドインチャイナから離れられない」のではなく、「離れたくない」という心境になるだろう。（翻訳・編集/KT）