Record China 2018年1月9日(火) 12時50分
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8日、韓国・SBSは、韓国の元慰安婦の検索結果に「売春婦」と表記して物議を醸した米グーグルについて、「謝罪後も修正作業を怠っている」と指摘した。資料写真。
2018年1月8日、韓国・SBSは、韓国の元慰安婦の検索結果に「売春婦」と表記して物議を醸した米グーグルについて、「謝罪後も修正作業を怠っている」と指摘した。
韓国ではこのほど、旧日本軍慰安婦であったことを韓国で2番目に告白した故ムン・オクチュさんをグーグル検索すると、名前の下の人物を説明する欄に「売春婦」と表示されることが物議を醸していた。SBSは「売春婦は日本の極右勢力が慰安婦の存在を否定したり、元慰安婦をおとしめる際に使う表現」と説明している。
これを受け、米グーグルの韓国法人「グーグルコリア」は「検索結果は人ではなくアルゴリズムが自動生成しているため、事実と異なる内容が表示されることがある」と説明して謝罪し、「誤った部分を修正した」と明らかにしていた。しかし、SBSは「調査の結果、グーグルが検索の誤りを根本的に正せていないことが分かった」と伝えている。旧日本軍慰安婦の惨状を絵で世界に伝えた元慰安婦女性の故カン・ドクキョンさんを検索すると、いまだに「大韓民国の売春婦」と記載されているという。
グーグルはこれまでにも、1936年ベルリン五輪の男子マラソン金メダリスト・孫基禎(ソン・ギジョン)氏の国籍を「日本」と表示し、韓国で批判を浴びていた。そのため、SBSは「アルゴリズムを言い訳にせず、同様のミスを繰り返す理由について正確な説明が必要だ」と主張している。
これについて、韓国のネットユーザーからも「ただのミスではなく意図的なものだ」「最も注意しなければならない部分ではないか?」「グーグルの代表と関係者を虚偽事実を広めた罪で処罰するべき」「グーグルは親日派なの?」「職務怠慢だ」「韓国を見下している証拠。対抗する術はないの?」などグーグルに対する批判的なコメントが相次いでいる。その他「日本からいくら受け取ったのだろう?」「日本の金の力は偉大だ」など日本の「ロビー活動」を疑う声もみられた。(翻訳・編集/堂本)
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