Record China 2010年4月14日(水) 10時4分
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2010年4月13日、聯合早報は、オーストラリアのグレートバリアリーフ付近で座礁した中国の石炭輸送船・深能1号の引揚げに成功したことを発表した。豪当局は天候が悪化する前に同船を急ぎ移動させるとコメントした。写真はグレートバリアリーフ。
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2010年4月13日、シンガポール華字紙・聯合早報は、オーストラリアの当局が、グレートバリアリーフ付近で座礁した中国の石炭輸送船・深能1号(以前は発音が似た「神能1号」と伝えられていた)を離礁させることに成功したことを発表した。豪当局は天候が悪化する前に同船を急ぎ移動させるとコメントした。
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3日夜、オーストラリア・クイーンズランド州ロックハンプトン市の沖合い約120キロで、中国の石炭輸送船・深能1号が座礁した。同船は6万5000トンの石炭を運び中国へ向かう途中、規定の航路を離れて近道をしようとした際に座礁したもようだ。破損した船体から一部燃料が漏出し、世界最大の珊瑚礁である世界遺産グレートバリアリーフの汚染が懸念されている。
また13日付AFP通信によると、グレートバリアリーフ管理機関トップのDavid Wachenfeld氏は地元ラジオ局の取材に答え、違法航行によりサンゴ礁が大きな被害を受けたことを明かした。傷は1カ所ではなく、その範囲は長さ3キロ、幅250メートルにわたるという。同氏は「これまでグレートバリアリーフに船舶がつけた傷の中で最大のものだ」と非難した。豪政府は船舶の所有会社及び船長の法的責任を追及すると明言している。(翻訳・編集/KT)
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