<在日中国人のブログ>上海万博の盗作疑惑、真相はいかに?

Record China    2010年4月19日(月) 20時0分

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18日、日本で中国語を教えている雪非雪さんが、上海万博ソングの盗作疑惑について論じた記事を中国のブログサイトに発表した。写真は昨年10月14日、上海万博開幕まで200日となった記念に開かれたカウントダウンコンサート。

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2010年4月18日、在日中国人ブロガー・雪非雪(シュエフェイシュエ)さんが、上海万博ソングの盗作疑惑について論じた記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に発表した。雪非雪さんは日本で中国語を教えている。以下はその内容。

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上海万博の開幕が間近となったこの時期に、PRソングが13年前の日本のヒット曲の盗作だと騒がれ、一時使用中止になったというニュースに驚いた。例えば、エミール・チョウ(周華健)の大ヒット曲「花心」が喜納昌吉の「花〜すべての人の心に花を〜」のカバーであることを中国人が知らなくても問題にはならないが、今回はカバーではなく「盗作」の疑いだ。

誰が聞いてもソックリだと分かる曲をこれほど世界的なイベントのPRソングに起用するとは何事か。しかも、ジャッキー・チェン(成龍)やアンディ・ラウ(劉徳華)といった海外でも名の知れた人気歌手を引っ張り出して歌わせている。これでは世界中に自らパクリの恥をさらしたようなもの。一体何を考えているのか?

折しもちょうど新学期。1クラス数十人の1年生にとって、これほど近い距離で接する生粋の中国人は私が初めてではないかと思う。明日の授業で今回の件について聞かれたら、何と答えよう。「私がしたことではないから関係ない」と言う?いや、そんな理屈が通るはずもない。では、「中国は著作権に対する意識がまだ薄いから、良くあること」?これも全く説得力がない。

今回の件は全く言い逃れのしようもない愚かな行為だ。あまりにも低レベルで、この行為を何と表現すれば良いのか分からない。「丸写し」?いや、試験でもあるまいし。作曲家ともあろうものが13年前のヒット曲を知らなかったのか?もし単なる偶然の一致だと言うのなら、表舞台で堂々と苦労話の1つでも披露すれば良い。本当に偶然にここまでソックリな曲が出来上がったというのなら、稀に見るエピソードではないか。万博に思わぬ花を添えることになるのだが。

中国は北京五輪でも、開会式で美声を披露したはずの林妙可(リン・ミャオコー)ちゃんが実は口パクだったことが明るみとなり、世界中の笑い物になったばかりだ。今回の盗作疑惑の真相は?ここまで恥をさらしたのだから、もう何も怖くはない。ぜひとも真相を明らかにすべきだろう。(翻訳・編集/NN)

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