中国艦隊の宮古海峡通過=遠洋展開の新戦略あらわに―香港紙

Record China    2010年4月20日(火) 14時51分

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18日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは記事「演習が示した人民解放軍海軍の新たな力量」を掲載した。今月、宮古海峡を通過した中国人民解放軍艦隊は、遠洋展開を目指す新戦略を指し示すものだという。写真は中国のハルビン級駆逐艦。

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2010年4月18日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは記事「演習が示した人民解放軍海軍の新たな力量」を掲載した。19日、環球時報が伝えた。

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20年連続での軍事費二桁成長。驚異的な軍事力増強を経て、中国人民解放軍はついに遠洋展開可能な海軍を手に入れた。先日は、東海艦隊が第一列島線(日本・台湾・フィリピンをつなぐライン)に侵入し、対潜水艦の機動演習を実施した。同艦隊は沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を通過したが、その数日前にも北海艦隊の一部艦艇が南シナ海での演習を終え、同海峡を通過している。

中国艦隊の一連の演習は各国の注目を集めている。英軍事シンクタンク・国際戦略研究所の専門家は「今回の演習は例年の演習とは異なるもの。中国軍の協調能力、通信能力、対応能力が大幅に増強されたことが明らかとなった。中国が大胆に新戦略のテストを繰り返し、新たな地域への進出を続けていることを、アジア地域の諸国に伝える明確なシグナルになった」と分析している。(翻訳・編集/KT)

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