胃がん患者が毎年40万人増加、死亡率は欧米の4−8倍―中国

Record China    2010年4月22日(木) 19時13分

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21日、胃がん患者が世界的に増加しており、中国も含め、世界で最も多く見られる悪性腫瘍の一つとなっている。中国における胃がん死亡率は欧米の4〜8倍に上る。写真は杭州市癌回復協会の胃がん患者らによる抗がん料理イベント。

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2010年4月21日、健康に関する話題を扱う中国のポータルサイト「39健康網」によると、胃がん患者が世界的に増加しており、中国も含め、世界で最も多く見られる悪性腫瘍の一つとなっている。

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世界保健機関(WHO)が発表した統計データによれば、中国は「胃がん大国」で毎年40万人のペースで増加しており、世界全体の胃がん患者の42%を占めている。死亡率は欧米の4〜8倍に上るという。30年前と比べ、19〜35歳の胃がん発病率は2倍に増えたが、遺伝などのほかに食生活の変化やストレス、環境汚染の影響などが大きくかかわっているとされている。

また、新たに発生している胃がん患者のおよそ半数からピロリ菌が検出されていることから、WHOはピロリ菌が胃がんのリスクを大幅に高めていると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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