2010年4月23日、中国政府系シンクタンクの中国社会科学院は、今年通年の国内総生産（GDP）成長率の予測値を9．9％に上方修正した。09年末現在は9．1％だった。消費者物価指数(CPI)の上昇率に関しても、2．1％から3．5％に修正した。高い経済成長と適度な物価上昇のもと、2010年中国は安定的な発展を遂げる可能性が高いという。

【その他の写真】

中国社会科学院数量経済研究所の李雪松副所長は「世界経済と中国への投資の勢いはなお弱い。あまりに早く経済刺激策をやめることはできない」と述べた。（翻訳・編集/東亜通信）