中国最年少、生後27日の結合双生児分離手術が成功―福建省福州市

Record China    2006年12月1日(金) 14時23分

拡大

生後27日の結合双生児の分離手術が行われ、見事成功を収めた。この赤ちゃんたちは生殖器や尿道、消化器系を共有していたため、普通の結合双生児よりも早い時期に分離手術が施されたという。

(1 / 16 枚)

2006年11月30日の午前、福建(ふっけん)省福州(ふくしゅう)市にある福建医科大学の付属第1病院で、生後27日の結合双生児の分離手術が見事に成功した。今回手術を担当したのは、これまでにも4回同様の手術の経験がある、小児科主任の李篤妙(リードゥーミャオ)医師で、手術は4時間にわたり行われた。

その他の写真

調べによると、今回分離手術を受けた女の赤ちゃんたちは、中国で分離手術を受けた双子のうち最年少であったことが分かった。

李医師によると、この双子は11月3日に生まれ普通の赤ん坊よりも軽く、2人合わせて5kgにしかならなかったという。普段はこのように小さな赤ん坊に手術を行う提案はしないそうだが、今回の2人は生殖器や尿道、消化器系を共有していたため、早めに手術をしないと排泄が困難になることが分かった。そのため今回の手術では、双子の消化器系と泌尿器系の形成も併せて行われた。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携