Record China 2018年1月11日(木) 5時20分
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8日、米華字メディア・多維新聞は「日本の小学校教育は“めちゃくちゃ”だ、なぜ進学試験に恐々としない?」と題したコラム記事を掲載。中国人女性が子どもを日本の小学校に転校させた経験をまとめた本「日本国立小学365日」の内容を紹介した。資料写真。
2018年1月8日、米華字メディア・多維新聞は「日本の小学校教育は“めちゃくちゃ”だ、なぜ進学試験に恐々としない?」と題したコラム記事を掲載。中国人女性が子どもを日本の小学校に転校させた経験をまとめた本「日本国立小学365日」の内容を紹介した。
日本の小学校に転入したのは小学6年生の時。その際、母親の譚●(タン・チー、●は王偏に奇)さんはPTAに加入し、入学から新学期、卒業まで学校のほぼすべての行事に関わったという。その経験を通じて、子どもの成長だけでなく、保護者の関わり方や日本と中国での教育のあり方、違いと格差などが詳細に分析されている。
日本の小学校では家庭科や体育の授業も熱心に行われているように、衣食住やスポーツを体験することで児童の関心が高められている。また、クラブ活動や社会科見学、課外授業も重要な教育の手段となっている点で中国とは異なるという。
教師は科目ごとに別れておらず、1人でほぼすべての授業を担当する。教師と児童の関係は中国よりもざっくばらんとしていて、子どもたちは学校生活を楽しく過ごしやすいなどとも記されている。
「日本の小学校は年間を通じて行事がめじろ押しだが、これは単なる勉強や進学準備の場ではなく、友人を得たり、集団生活を覚えたり、経験や知見を広げることで子どもを成長させることが目的であるためだ」と紹介し、「進学試験に恐々と過ごす中国の学校とはかなりの違いがある」と論じている。(翻訳・編集/岡田)
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