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4月29日、中国の全国人民代表大会常務委員会は、インターネットを初めて管理・監督範囲に盛り込んだ国家秘密保護法改正案を可決した。10月1日から施行される。資料写真。
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2010年4月29日、中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)常務委員会は、インターネットを初めて管理・監督範囲に盛り込んだ国家秘密保護法改正案を可決した。10月1日から施行される。英BBC放送の中国語版ウェブサイトが伝えた。
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改正法ではネット業者に対し、ネット上で当局が「国家機密」と判断した情報の漏えいが発見された場合、ただちに配信を停止し、記録を保存して公安機関に報告することなどが義務付けられた。修正前の法律は89年に施行されたが、インターネットは管理・監督範囲に含まれていなかった。
国営新華社通信は今回の改正について、情報技術の発達と拡大により国家機密の保持が「新たな状況と問題」に直面したためだと報じた。BBC中国の陳時栄(チェン・シーロン)編集主幹は、「これまでは国家機密の範囲が広すぎたため、争議が起こった。今回これを明確化したことは積極的な努力だ」との見方を示している。(翻訳・編集/NN)
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