アン・リー監督の次回作「パイの物語」は2012年公開予定、3D映像で制作か―中国メディア

Record China    2010年5月3日(月) 18時18分

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3日、アン・リー監督による映画化が決定している「パイの物語」が、3D立体映像で制作される可能性が濃厚になってきた。写真はアン・リー監督。

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2010年5月3日、アン・リー(李安)監督による映画化が決定している「パイの物語」が、3D立体映像で制作される可能性が濃厚になってきた。4月29日付で中国大手ポータルサイト「網易」のエンターテインメント版が伝えた。

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02年度の英ブッカー賞を受賞したカナダ人作家ヤン・マーテルの大ベストセラー冒険小説「パイの物語」の映画化はこれまで多くの監督が熱望してきたが、最終的に映画化プロジェクトの監督に選ばれたのは「ブロークバック・マウンテン」や「ラスト、コーション」で有名な台湾のアン・リー監督。共同制作チームがすでにタイやインドなどのロケ候補地を視察しており、今年8月予定のクランクインに向けて着々と準備を進めている。

原作は、嵐で難破した船の救命ボートに乗った16歳の少年パイとトラやシマウマ、オランウータンなどの動物たちの壮絶な漂流生活を描いたもの。映画に登場する動物たちはすべてCGで作成されると伝えられている。

制作予算7000万ドルという超大作だが、関係者の話ではアン・リー監督自身がこの作品の3D化を熱望しており、20世紀フォックスからの回答を待っているところだという。なお、公開は2012年を予定している。(翻訳・編集/本郷)

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