三峡ダムの水力タービン回転軸、国内製造に成功―黒竜江省ハルビン市

2006年11月30日、70万kwという世界最大の発電用水力タービンの中心部品である回転軸が完成した。間もなく三峡ダムの工事現場に運ばれ、実際の利用が始まるという。

この日、ハルビンモーター工場有限会社によって研究・製造されたこの水力タービンの回転軸が、遼寧（りょうねい）省の葫芦（フールー）島で専門家の検査を受けた上、引き取られた。

これは中国が単独で製造に成功し、知識生産権を有す巨大な水力タービンで、このような物が製造できるということは、中国がこの領域で輸入品に依存していた長い歴史が終ったことを意味する。中国のモーター設備製造業は自主的に革新への道を進み、設計と製造技術において世界の先進グループに入ったことを示している。