2010年5月3日、中国新聞社によると、中国の今年第1四半期（1−3月）の高級品・贅沢品市場の伸びは引き続き世界最大だった。

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「中国高級品のゴッドファーザー」の異名を持つ奢侈品（亜洲）股フェン有限公司の蒙鵬鈞（モン・ポンジュン）首席執行官によると、中国人の高級品支出の内訳は、高級車40％、高級住宅38％、服飾・宝石・芸術品9％、プライベートジェット機4％、豪華旅行1％、その他8％。

2日に閉幕した北京国際モーターショーには、世界のすべての多国籍自動車メーカーが参加し、新型車や高級車を展示した。蒙首席執行官は「北京国際モーターショーや上海万博、11月に広東省広州市で開催されるアジア競技大会は、北京、上海、広州の高級品消費を大幅に増加させるだけでなく、周辺地区の高級品消費も押し上げる」と、中国の高級品市場が今後さらに伸びるとの見方を示している。

また、仏紙ル・モンドはフージワーフ中国富豪ランキングをもとに、個人資産1億5000万ドル以上を有する中国人は04年には100人だったが、現在は1000人にまで増加していると、中国人富豪が急増していることを紹介。米誌フォーブスが発表した最新の世界富豪ランキングでも、中国人が前年度の28人から2倍以上の64人に増加しており、蒙首席執行官は「中国人富豪の高級品需要はますます伸びており、09年の高級品支出は日本に次いで2位だった」と語っている。（翻訳・編集/HA）