雨季早まり、豪雨相次ぐ=400万人被災、67人死亡、ダム5000基に危機―中国

Record China    2010年5月10日(月) 11時12分

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2010年5月10日、京華時報は記事「豪雨襲来により中国南部で25万人が避難=3つの要因で早まった雨期」を掲載した。5月に入ってからの大雨で300万人が被災、67人が死亡したという。写真は8日、湖南省。大雨で崩れた道路。

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2010年5月10日、京華時報は記事「豪雨襲来により中国南部で25万人が避難=3つの要因で早まった雨期」を掲載した。

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5月に入ってから中国南部を豪雨が襲った。被災者数は湖南省で169万人、重慶市で137万人、広東省で87万人、江西省で26万人と400万人を超えた。避難者も25万人を数え、67人が死亡した。各地で家屋の倒壊などの被害が相次いでいるほか、湖南省では5000基ものダムが危機にさらされているという。

中国では今年3月初頭から各地でたびたび大雨や洪水が観測されている。専門家によると、北部の冷気の活動が活発で、その強度も強いこと、そして南部へと張りだしていることの3つの要因が大雨の原因だと分析している。中国の雨期は通常6〜8月が最盛期。現在はその前段階に過ぎず、今後も大雨の被害が続く可能性が高い。(翻訳・編集/KT)

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