ヤフー・ジャパン、タオバオとの提携で3兆円市場を手中に―中国メディア

Record China    2010年5月12日(水) 10時51分

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11日、中国のネット通販最大手「タオバオ」と相互取引サービスを始めるヤフー・ジャパンは、2500億元(約3兆4000億円)にも上る中国の巨大なネット通販市場を手に入れることになると中国メディアが報じた。写真はタオバオの店舗ページ。

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2010年5月11日、中国のネット通販最大手「淘宝網(タオバオ)」とYahoo!JAPAN(ヤフー・ジャパン)が6月から相互取引サービスを開始すると発表した。ヤフーはこれにより、2500億元(約3兆4000億円)にも上る中国の巨大なネット通販市場を手に入れることになる。天極網が伝えた。

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中国のネット通販市場は急拡大を続けており、中国インターネット情報センター(CNNIC)によると、09年は延べ1億3000万人が利用、取引総額は2500億元(3兆4000億円)に達した。08年比90.7%増という急成長ぶりだ。ネット通販が小売業界全体の売上に占める割合は、08年の1.3%から09年は2.1%にまで増加。12年にはこれが3.5%に達し、取引総額も7130億元(約9兆7000億円)にまで増えると見られている。

タオバオも06年から毎年2倍を超えるペースで成長を遂げている。09年の取引総額は2000億元(約2兆7000億円)、今年はその倍の4000億元(約5兆4000億円)に達する見通しだ。記事は、今回の提携で相互取引が実現することにより、ヤフーの出店企業に大きなメリットをもたらすだけでなく、ヤフー自身の競争力もさらに強まるとの見方を示している。(翻訳・編集/NN)

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