<ワールドカップ>中国など重点に、公式ロゴ・グッズの権利保護活動を強化―FIFA

Record China    2010年5月12日(水) 12時27分

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10日、国際サッカー連盟マーケティング部の責任者は「W杯南ア大会に関連し、すでに3000件以上の権利侵害行為を摘発した」と語り、中国がその防止策の重点地区の1つであることを明らかにした。写真は上海万博南ア館に登場した同大会のマスコット「ザクミ」。

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2010年5月10日、新華社通信(電子版)によると、国際サッカー連盟(FIFA)マーケティング部のディレクターがこのほど、6月11日から開催される2010FIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に関連し、「すでに3000件以上の権利侵害行為を摘発した」と語り、中国が権利侵害行為防止の重点地区の1つになっていることを明らかにした。

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同氏は「大会開催間近になれば、オフィシャルマークの盗用やアンブッシュ・マーケティング(注:公式スポンサーでない企業が、あたかもそうであるかのようなイメージを消費者に与える手法)などの権利侵害行為が更に増えるだろう」と予想する。

オリバー氏は「これまでの防止策が功を奏し、現段階では訴訟沙汰などの問題は発生していない」と語る。その防止策で重点地区となっている中国では、税関など関連部門と協力し、オフィシャルグッズのコピー品など違法商品の国外流出阻止に成功した事例も明らかにした。

ただし、ペプシコーラが最近、中国国内の某大手サイトでW杯に関連した販売促進キャンペーンを実施していることを発見。これをアンブッシュ・マーケティングに当たると判断、弁護士を通じて問題のキャッチコピー削除と公開謝罪を要求した。現段階ではサイトは削除されているという。(翻訳・編集/HA)

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