Record China 2010年5月17日(月) 15時45分
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15日、中国の新富裕層が次々に米国の不動産を購入しているが、現地では住民らの反感も引き起こしているという。写真は米国の高級住宅。
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2010年5月15日、米華字ニュースサイト・世界新聞網によると、中国の新富裕層が次々に米国の不動産を購入しているが、現地では住民らの反感も引き起こしているという。環球網が伝えた。
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記事によると、ロサンゼルスのニューポートビーチの高級住宅街は、中国富裕層が最も好む地域の1つ。賃貸住宅に住んでいるあるアメリカ人は、「大家が裕福な中国人に物件を売却したため、引っ越す羽目になった」と腹を立てている。中国富裕層が好む地区は、教育環境が良く、資産価値があり、中華系住民が多いダイヤモンドバー、ウォールナット、アルカディア、サンマリノ、アーバインなどの地区が主。これら高級住宅街に現金で住宅を購入し、人目を避けて暮らす汚職官僚や不法滞在者も少なくないという噂も流れている。
米国で高級住宅を購入する中国人の多くは北京、上海、南京、重慶、大連などの企業家で、底値の米不動産に目をつけ、競売物件、売り出されて間もない物件、さらには市場にまだ出ていない物件まで購入しているという。たいてい100万ドル以上の豪邸を現金一括購入するが、彼らが目をつける物件は200万ドル前後の眺望の良い戸建てだとか。
中には香港上海銀行(HSBC)の600万ドルの預金残高証明書を見せ、不動産会社のスタッフを呆れさせたという話もある。しかし彼らは手当たり次第に買うわけではなく、米国不動産市場を良く研究し、情報力を活用して、資産価値の上がりそうな物件のみ購入するという。(翻訳・編集/中原)
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