NYウォール街の象徴「チャージング・ブル」、兄弟分が上海でお披露目―中国

Record China    2010年5月18日(火) 6時5分

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15日、米ウォール街を象徴する牛の銅像「チャージング・ブル」の“兄弟”が中国・上海市で初お披露目となった。

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2010年5月15日、米ウォール街を象徴する牛の銅像「チャージング・ブル」の“兄弟”が中国・上海市で初お披露目となった。チャイナフォトプレスの報道。

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初披露のセレモニーには、作者でニューヨーク在住の彫刻家アーチュロ・ディ・モディカ氏も参加。同氏はニューヨークのウォール街に鎮座する“オリジナル”ブルの作者でもある。

体長5.2m、高さ3.2mのチャージング・ブルは89年、ニューヨーク証券取引所近くに設置された雄牛像。株式市場の上昇を願って建てられたものだ。

今回、上海・バンド(外灘)地区金融広場に登場した弟分は、サイズや重量はご本家とまったく同じだが、オリジナル版がやや深みのある金色をしているのに対し、少し赤っぽい色をしており、身体や尻尾の向きなどにも若干の違いがある。モディカ氏はウォール・ストリート・ジャーナル紙の取材に「中国を象徴する“赤”を使って力強さを表現した」としている。

内在的にも外在的にも制約の多い市場であるため、世界トップの金融市場とはまだ一定の距離を置いている上海市場だが、その未来の成長をこのブルが見守る。中国政府は金融危機以降、上海市黄浦江西岸に位置するバンド地区を「中国版ウォール街」とする計画を進めており、40億元(約540億円)を投じて再開発している。(翻訳・編集/愛玉)

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