日中防衛当局のホットライン設置を=岡田克也外相が提案―中国紙

Record China    2010年5月18日(火) 11時18分

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2010年5月15日、中国外交部の楊潔チー部長と会談した日本の岡田克也外相は、東シナ海などでのトラブルを防止するため、防衛当局間のホットライン設置を提案した。写真は東シナ海で上陸演習を行う人民解放軍海軍。

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2010年5月15日、中国外交部の楊潔●(=竹かんむりに褫のつくり、ヤン・ジエチー)部長と会談した日本の岡田克也外相は、東シナ海などでのトラブルを防止するため、防衛当局間のホットライン設置を提案した。17日、環球時報が伝えた。

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15日付日本・東京新聞によると、岡田外相は今年4月の中国軍ヘリによる自衛艦への異常接近問題を取り上げ、「非常に危険な行為だ。中国側も重大な問題として認識し再発を防止してほしい」と申し入れ、対策として防衛当局のホットライン設置を提案した。

日本メディアによると、楊部長は日本の抗議に対し、「自衛隊の行動こそ“過激”だ」と反論したが、ホットラインについては前向きな態度を示したという。ただし15日、記者会見に出席した中国外交部の馬朝旭(マー・チャオシュー)報道官は、「楊部長は両国防衛当局間の交流、コミュニケーション、信頼の強化と誤解の防止を希望している」と答えるにとどまり、ホットライン設置については明確な発言を避けた。(翻訳・編集/KT)

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