Record China 2010年5月19日(水) 23時35分
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2010年5月17日付の新浪ブログのエントリー「不動産価格をつり上げている元凶は売春婦か?それとも汚職官僚か?」が注目を集めている。写真は2003年、北京市。性風俗の摘発。
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2010年5月17日付の新浪ブログのエントリー「不動産価格をつり上げている元凶は売春婦か?それとも汚職官僚か?」が注目を集めている。以下はその抄訳。
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5月14日、北京晩報は記事「風俗嬢を北京から追い出せば、不動産価格は上昇から下落への転換点を迎える」を掲載した。先日、北京市警察は性風俗取り締まりキャンペーンを実施。有名ナイトクラブを含め、1000人以上を摘発した。記事は警察の取り締まり強化は継続しており、3カ月もしないうちに性風俗に従事している女性は北京を離れることになると指摘。その結果として20万以上もの物件が市場に流れ込み、賃貸価格、ひいては不動産価格の下落を招くと分析した。
不動産価格高騰が話題となっていた時、その主要要因と目されていたのは「地王(記録的な価格で土地を落札した企業)」「遊休資本」「土地財政」「堕落した権力」だった。今になって、性風俗従事者を追い出せば価格が下がるなどと言っても、誰が信じるだろうか?
不動産価格高騰という問題において、性風俗従事者は明らかに無実の罪を着せられている。ではなぜ彼女たちが狙い撃ちにされたのか。答えは簡単。性風俗という違法な仕事についている彼女たちは、社会的に弱い立場に置かれているからだ。ある事実を隠すため、一部の人々の罪をぬぐいさるために、無実の人に罪を着せているのだ。北京は中国で最も官僚が多い都市だ。腐敗した権力が不動産投機をしていないとは考えにくい。どうして彼らのことを取り上げないのか。
こうして物事はあいまいにされ、白黒が逆転させられてしまう。罰せられるべき人が罪を逃れ、無実の人がいけにえとなる。今、わたしが不安に思っているのは、今回の性風俗従事者に続くいけにえは誰か、そして不動産価格に続いて犠牲者が選ばれる問題とは何かという点だ。この構造に終わりはあるのだろうか?(翻訳・編集/KT)
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