中国がイラン制裁に同意=外交取引の代償は北朝鮮問題での譲歩か―海外メディア

Record China    2010年5月21日(金) 17時47分

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18日、米国政府は突然、中国とロシアがイランへの新たな制裁に同意したと発表した。メディアはオバマ外交における「空前の勝利」と評価しているが、その背景には北朝鮮問題をカードにした外交取引があるという。資料写真。

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2010年5月18日、米国政府は突然、中国とロシアがイランへの新たな制裁に同意したと発表した。メディアはオバマ外交における「空前の勝利」と評価しているが、その背景には北朝鮮問題をカードにした外交取引があるという。20日、環球時報が伝えた。

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19日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中ロの指示を獲得するため、きわめて重要な問題での譲歩を余儀なくされたとの米国官僚の発言を報じた。譲歩によりイラン最大の産業であるエネルギー分野への制裁は回避されるほか、イラン中央銀行をブラックリストに掲載するプランも撤回されたという。

18日、米政治ニュースサイト・ポリティコは、アジア問題の専門家・スミス氏のコメントを掲載した。韓国の哨戒艦沈没問題を国連に預けず、地域内で処理することをイラン制裁の条件にしたと分析している。米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは為替操作国認定の延期、石油不足になった場合のサウジアラビアなどからの原油確保が条件になったと報じている。(翻訳・編集/KT)

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