世界の一流ホテル、中国に続々オープン!超高額な宿泊料金も「ここでは関係ない」―米紙

Record China    2010年5月23日(日) 11時40分

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18日、中国で外資系の高級ホテルが次々とオープンしている。その高額な宿泊料金も中国の富裕層にとっては「特に大したことではない」という。写真は上海ワールド・ファイナンシャル・センター(通称:上海ヒルズ)に入居するパークハイアット上海。

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2010年5月20日、環球時報によると、18日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「豪華ホテルが中国で大盛況」と題した記事を掲載した。

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香港で建設中のホテル、ザ・リッツ・カールトン九龍は118階建て。完成すればホテルとして世界一の高さとなる。オープンまでまだ半年以上あるが、すでに結婚式20組の予約と毎日6〜7件の問い合わせの電話があるという。同ホテルのアジア地区ゼネラルマネージャーのマーク氏は「中国ほど速やかに金融危機から回復した国はない」と断言。4年前にわずか1軒しか中国国内に存在しなかったリッツ・カールトンだが、今年末までに8軒目のホテルがオープンする予定だ。

また、フェアモント・ホテル&リゾートがまもなく上海のバンド地区にオープン。世界的ホテルチェーンのアコーホテルズも年末までにアジア・太平洋地域に45軒目のホテルを開業するという。

高級ホテルの建設ラッシュが続く中国だが、ホテル業界は市場としての中国に大きな期待と自信を寄せている。中国人富裕層は外資系高級ホテルや海外の高級ブランド品に信頼を寄せており、富を誇示する手段としてこれを利用する。彼らにとっては、高級ホテルの目玉が飛び出るような宿泊料金も、輸入ブランド品にかけられる30%の付加価値税も「全然関係ない」ことなのだ。リッツ・カールトンは今後5年間でアジア地区に10軒のホテルを新規オープンさせる計画だが、そのうち5軒は中国の地方都市に建設する予定だという。(翻訳・編集/本郷)

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