恐れ多いぞ、金日成バッジに触るなんて!訪中の北朝鮮人、中国人を厳しく叱責―中国メディア

Record China    2010年5月24日(月) 22時36分

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21日、ネット掲示板にタイトル「北朝鮮の女性が教えてくれた、金日成バッジはどう触るべきか=いやはや恐れ入りました」の書き込みが掲載され、注目を集めている。写真は北朝鮮・平壌市。

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2010年5月21日、ネット掲示板にタイトル「北朝鮮の女性が教えてくれた、金日成バッジはどう触るべきか=いやはや恐れ入りました」の書き込みが掲載され、注目を集めている。以下はその抄訳。

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先日、中国南部への出張のため北京の空港へ向かった。そこで出くわしたのが数十人もの北朝鮮人。青い制服に身を包み、北朝鮮国旗と金日成のバッジを付けていた。どうやら北朝鮮の官僚のようで、中国に研修に来たようだった。

私と北朝鮮の一行は同じ飛行機に乗り合わせた。大型機だったが中はがらがら。中央の4列はほどんど人がいなかった。あるいは北朝鮮一行への配慮なのかもしれない。北朝鮮人は規律正しい人々だと思っていたが、フライトが始まって驚いた。彼らは空いている4列にごろんと寝転がり、すやすやと寝始めたではないか。物質文明を享受することは誰にも教わる必要はない。機会があればすぐに順応するのだと教わった。

さて飛行機を降りた後のこと。仲良くなった北朝鮮官僚のバッジを触らせてもらおうと私は手を伸ばした。するとどうだろう。その場にいたすべての北朝鮮人が声を一つに「やめなさい」と制止した。大声ではなかったものの、彼らが激怒していることはよくわかった。

驚いている私の前に進み出てきたのは一人の北朝鮮女性。どのようにバッジを触るのか、その作法を教えてくれた。まずは直立。両目で真摯にバッジを見つめる。両手をあわせ手のひらを上にし、バッジの下にゆっくりと手を動かす。最後に手のひらにバッジを写し、この偉大なバッジをじっと眺めるのだという。

同じ個人崇拝でも中国人はここまで細かくはなかった。せいぜい歌や踊りといった部類。こうした個人崇拝はまさに人類の「奇観」とでも言うもの。再び目にする機会を得たのは幸運だったということだろうか。(翻訳・編集/KT)

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