2010年5月27日、ホンダの広東省仏山市にある部品工場で中国人従業員が賃上げを求めるストライキを起こした影響により、同社の中国内の4つの完成車工場が操業停止に追い込まれた。中国江蘇網が伝えた。

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4つの完成車工場はいずれも仏山の工場で製造する変速機の供給が止まったため、操業が出来なくなった。同工場でストライキが始まったのは17日。待遇の低さを不満とする中国人従業員が、給与の額を2000〜2500元（約2万6000円〜約3万2500円）にまで引き上げるよう求めた。

これに対し、ホンダ側は給与の増額案を2通り提示したが、いずれも合意には至っておらず、今のところ操業再開のめどは立っていない。（翻訳・編集/NN）