大都市の地震リスク評価=断層80か所の安全性を確認―中国

Record China    2010年5月31日(月) 15時2分

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28日、中国地震局地質研究所の徐錫偉研究員はこのほど法制晩報の取材に答え、科学研究プロジェクト「大都市活断層調査と地震危険性の評価」についてコメントした。写真は4月、青海地震被災地。

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2010年5月28日、新華網によると、中国地震局地質研究所の徐錫偉(シュー・シーウェイ)研究員はこのほど法制晩報の取材に答え、科学研究プロジェクト「大都市活断層調査と地震危険性の評価」についてコメントした。

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同プロジェクトは大都市部付近の断層の危険性を評価するもの。2004年からスタートし、北京、上海天津、福州、瀋陽など21都市を対象に実施され、2008年に終了した。研究により都市及びその周囲の断層が把握され、地震の危険性が評価された。上海、天津、広州、瀋陽、銀川、青島などにある80の断層で地震のリスクはないと確認された。

四川大地震、青海地震など大型地震が相次いだだけに中国では地震に対する関心が高まっている。このため地震が起きる可能性が低いことを証明できれば、都市の発展にとって追い風になるという。(翻訳・編集/KT)

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