2010年5月30日、新華網によると、次世代の人材育成を目的とする中国の青少年組織「中国少年先鋒隊」が6月1〜2日、6回目となる全国大会を北京で開催する。

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中国少年先鋒隊は、満7歳以上の児童を対象に、自ら希望すれば誰でもが加入できる全国的な組織。主なメンバーは7〜14歳以上で構成されている。課外活動を通じて子どもに共産主義を学ばせ、中国共産主義青年団や中国共産党の次世代を担う人材を育成することを目的としている。隊員のトレードマークは首に巻いた赤いネッカチーフ。隊員数は現在1億3000万人いるとされている。

今回開催される全国大会は過去最大規模となり、中国各地から56民族407人の隊員と関係者あわせて806人が出席する予定。会議のほか、北京に所在している中国教育部など政府機関への訪問や、2008年に開催された北京オリンピック関連施設の視察が予定されている。（翻訳・編集/岡田）