中国の自動車保有台数、11年末に7500万台!日本を抜き世界2位に―中国国家情報センター

Record China    2010年6月3日(木) 5時38分

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5月28日、中国国家情報センター情報資源開発部の徐長明主任は、中国の自動車保有台数が、遅くとも2011年末には7500万台となり、日本を超えて世界第2位となるとの見通しを明らかにした。写真は北京市内の渋滞。

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2010年5月28日、中国国家情報センター情報資源開発部の徐長明(シュー・チャンミン)主任は、中国新エネルギー自動車発展サミットの席上で、「中国の自動車保有台数は遅くとも2011年末に7500万台となり、日本を超えて世界第2位となる」との見通しを明らかにした。31日付で上海証券報が伝えた。

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徐主任は「中国の自動車保有台数は、08年には4975万台だったが、09年には6300万台を突破し、遅くとも11年末には7500万台に達する。将来的には、控えめに見積もっても4億9000万台前後の保有台数になるだろう」と予測した。

一方、中国市場での自動車販売台数が09年に1300万台を突破し、世界シェアの22%に達したことに関連し、「中国の09年のエネルギー消費量は世界全体の22%を占めるまでに至った。中国ではモータリゼーションが加速しており、今後石油だけに頼って行くことは難しく、新エネルギー自動車発展の必要性に迫られている」と指摘した。

新エネルギー自動車産業の発展を加速するための提案として、徐主任はまず、「ハイブリッド、電気、燃料電池、水素エネルギーなど各方式を併存し、政策上1つの方向に偏り過ぎないことが大切」と語り、次に「企業力よりも政府力が強いので、政府が表に立って企業間の連携・業界統合を進める必要がある」と提案した。(翻訳・編集/HA)

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