2010年6月1日、湖南省永州市零陵区で、銃を持った男が裁判所を襲撃する事件が起きた。3人が死亡、3人が負傷した。男はその場で自殺した。新華網が伝えた。

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警察の調べによると、襲撃したのは地元郵便局の警備隊長・朱軍（ジュー・ジュン、46歳）。長期休職中だったが、1日朝、郵便局警備隊副隊長を訪問、市郵便局で銃の検査があるとウソをついて、自動小銃1丁、拳銃2丁を持ち出した。その後、裁判所を襲撃。オフィスにいた数人の裁判官に向け、銃を乱射。3人が死亡、3人が負傷する惨事となった。その後、朱は銃で自殺している。

警察は、朱の動機が報復だったと見て捜査を進めている。朱が3年前に離婚した時、財産分与をめぐり訴訟となったが、判決は不公平だとして不満を抱いていたという。しかし襲撃を受けたオフィスには、朱の離婚裁判を担当した裁判官はいなかった。（翻訳・編集/KT）