Record China 2010年6月5日(土) 0時21分
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5月28日、中国に早くも登場したパクリ版「iPad」が予想に反してあまり売れていないという。写真は中国で販売されているパクリ版「iPad」。
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2010年5月28日、ロイター通信は、中国に早くも登場したパクリ版「iPad」(アイパッド)が予想に反してあまり売れていないと報じた。2日付で環球時報が伝えた。
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米アップル社のタブレット端末「iPad」(アイパッド)は米国で4月に先行発売され、5月末には日本や欧州など9か国でも一斉に発売された。中国本土での発売は今のところ予定されていないが、「世界の工場」広東省深セン市で生産された「山寨(コピー)iPad」が一足先に市場に出回っている。1台あたりの値段は約2500元(約3万4000円)。
中国ではこれまで、外観や機能まで本物ソックリのコピー商品が格安の値段で販売され、正規品の売り上げを脅かしてきた。今回もさぞや順調に売り上げを伸ばしているかと思いきや、予想に反してあまり売れていない。外観だけ似せた粗悪品を買うよりは、少々値段が張っても確かな性能の正規品を買った方が良いと考える層が増えているからだという。
同紙の記者が上海の電器街を取材したところ、「iRobot」と名付けられたパクリ版「iPad」は確かに店頭に並べられていたが、店主の李(リー)さんは「深センから入荷したばかりだが、ほとんど売れていない」と話した。(翻訳・編集/NN)
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