2010年6月4日、中国衛生部は、鳥インフルエンザにより湖北省鄂州市の女性が3日死亡したと発表した。鳥インフルエンザによる死者は今年に入り初となった。

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死亡した女性は22歳、妊娠4か月だった。5月23日に発症し、その後入院治療を受けていた。6月2日夜、湖北省疾病予防管理センターは検査を行い、鳥インフルエンザと確定したが、3日未明に死亡した。

世界保健機関(WHO)の統計によると、中国では昨年、7人が鳥インフルエンザに感染、うち4人が死亡した。今年に入ってからは初の感染報告となる。中国農業部は対策グループを派遣、現地調査を実施したが、鳥インフルエンザの流行は確認されていないという。（翻訳・編集/KT）