Record China 2010年6月7日(月) 18時0分
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中国人女性が一番重視するのは、日本人男性の人柄、心の温かさ。写真は、日本人男性との結婚を夢見て、「中国女性専門紹介サイトAsian」に登録している女性会員。
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2010年6月7日、日中の国際結婚カップルは年々増加の一途をたどっている。厚生労働省発表「人口動態統計」によると、中国人と日本人のカップルの数は、2000年以降、毎年1万人以上に達している。
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以前は、日中間での結婚のイメージというと、「嫁不足に悩む農村部などの日本人男性のところに、貧困層の中国人女性が、お金のために嫁ぐ」という悲しいものだったが、現在、その構図は崩れつつある。
「中国人女性が結婚において、日本人男性に求めること」を尋ねたところ(中国女性専門紹介サイトAsian2010年5月実施 アンケート)
1位 「性格や人柄」
2位 「相性やフィーリング」
3位 「年齢差」
4位 「外見」(次いで、「収入」、「職業」…)
この様に、日本人女性が結婚において重視するポイントとほぼ同じである。一昔前のように男性の収入が大きな判断基準ではなく、男性本人の人柄、心の温かさを重視する傾向が強まっているという。
中国の近年目覚ましい経済成長に伴い、お金で結ばれるような結婚は減り、心の繋がりを重視した結婚が求められるようになってきている。このように、日中間の国際結婚熱が高まっている中、それに便乗して、悪徳業者による、中国人女性斡旋に関する深刻なトラブルも報告されている。
三重県鈴鹿市の男性が、高額な契約金を支払わせながら十分な業務を行わなかった、中国人女性をあっせんする結婚紹介所を訴え、5月19日、津地方裁判所はこれを認め、支払い全額の返金を命じた。
原告の男性(34歳)は2007年6月、三重県川越市の結婚紹介所と415万円を支払う契約を結んだ。
翌7月、専門学校に通う中国人女性(23 歳)を紹介され、報酬として250万円を支払った。その後、女性が交際を断ってきたが、結婚紹介所は調査費などの名目でさらに175万を要求し、男性も応じたという。
裁判所は「費用に見合った業務は行われてなく、暴利行為にあたる」と認定。全額の返還を命じた。
日中間の国際結婚仲介業の暗いイメージはこの先も払拭されないのだろうか?中国女性専門紹介サイトAsian・ブライダルコンサルタントの小野さんに話を聞いた。
「これは非常に残念なケースです。日本人男性には、ぜひ、今までのようなマイナスイメージを捨てて、心が純粋で愛らしい、中国人女性との出会いを期待していただきたいと思います。中国の成長は日進月歩、出会いの形もどんどん新しくなっています。それでも、悪徳業者の被害には気を付けなければいけないところ。良心的な会社を見分けるポイントとして、
1、信頼のおける行政書士と提携している
2、料金の妥当性、内訳がはっきりしている
などが挙げられます。日本人男性には、新たな選択肢が広がったと思っていただければうれしいです」と話している。(取材/SU)
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