高級急須「紫砂壷」、史上最高の1億6000万円で落札―北京市

Record China    2010年6月10日(木) 10時34分

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9日、中国・北京で行われたオークションで、「紫砂壷」と呼ばれる中国茶器が史上最高の1232万元(約1億6000万円)で落札され、話題を呼んでいる。写真は紫砂壷。

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2010年6月9日、中国・北京で行われたオークションで、「紫砂壷」と呼ばれる中国茶器が史上最高の1232万元(約1億6000万円)で落札され、話題を呼んでいる。中国では先日、「紫砂壷」の原料に化学物質が混入されていることがスクープされたばかり。新京報が伝えた。

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先月中旬に開かれた中国最大手・嘉徳国際オークションが開催した春季オークションで、中国の紫砂作家の第一人者・顧景舟(グー・ジンジョウ)作、呉湖帆(ウー・フーファン)書による「相明石瓢壷(1948年作)」がコレクターによる激しい争奪戦の末、予想価格のおよそ5倍にあたる1232万元(約1億6000万円)で落札され、「紫砂壷」の史上最高値を記録した。

「紫砂壷」とは、江蘇省宜興市の「紫砂」と呼ばれる陶土を原料として作られる急須のこと。宋代から1000年以上の歴史を持つ伝統工芸品として国内外で高い知名度を誇る。ところが先日、国営中央テレビ(CCTV)が、某メーカーの紫砂製品に酸化鉄や二酸化マンガンなどの化学物質が混入されていることをスクープし、大問題になったばかりだった。(翻訳・編集/NN)

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