Record China 2010年6月13日(日) 20時13分
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10日、ガイトナー米財務長官は上院財政委員会で開催された公聴会に出席。米中の経済関係について、中国経済の成長は米経済に好影響をもたらしていると述べた。写真は09年6月、北京市で開催された米国食品祭。
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2010年6月10日、ガイトナー米財務長官は上院財政委員会で開催された公聴会に出席。米中の経済関係について意見を述べた。11日、中国新聞網が伝えた。
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「米国及び米国国民は安定した米中の経済関係からすでに利益を得ており、今後もその情勢は続くだろう。中国の発展がもたらすチャンスを逃すこと、チャレンジを目の前にして引き下がることはできない」とガイトナー財務長官は発言した。
今後、中国経済は輸出主導型から内需主導型に転換し、米国の輸出企業に巨大な市場を提供するであろうこと、また米国は技術革新で優位に立っており、ハイテクを生かしたサービスと商品は中国で巨大なニーズが見込まれるとも指摘した。統計によると、米国の対中輸出の伸び幅は金融危機前と比べ、20ポイント増加しているという。
「今年第1四半期、対中輸出が前年同期比50%増を記録した。他地域への輸出成長率は20%にも達していない」とガイトナー財務長官は明かした。また、中国経済の成長は米国の雇用にも好影響を与えている。米製造業は10か月連続でプラスを記録。米製造業就業率の伸び幅は今年4月、1998年8月以来の高水準を記録した。
「中国はまもなく世界第二の経済体になる。米国の商品とサービスにとって最大の輸出市場になることが期待される」とガイトナー財務長官は見通しを示した。(翻訳・編集/KT)
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