1000年の時を超えて=ついに姿を現した仏舎利―江蘇省南京市

Record China    2010年6月13日(日) 17時15分

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12日、江蘇省南京市の大報恩寺遺跡から発掘された、金棺の開封式が行われた。国内外から招かれた108人の高僧が見守る中、1000年以上もの間、眠り続けてきた仏舎利がその姿を現した。

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2010年6月12日、江蘇省南京市の大報恩寺遺跡から発掘された、金棺の開封式が行われた。国内外から招かれた108人の高僧が見守る中、1000年以上もの間、眠り続けてきた仏舎利がその姿を現した。中国新聞網が伝えた。

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2008年、江蘇省南京市の大報恩寺遺跡の発掘作業が始まった。当初は明代の遺跡と考えられていたが、宋代の銅銭や文物などが大量に見つかり、宋代の寺院・長干寺である可能性が高まった。

とりわけ注目を集めたのは二重の鉄箱に収められていた宝塔。表面には「七宝阿育王塔」「感応舎利十粒」「仏頂真骨」などの文字があり、本物の仏舎利(釈迦の遺骨)が残されている可能性が高い。宝塔の中には銀の棺。発見された碑文によると、銀の棺の中にさらに金の棺が入っており、その中に仏舎利が収められているという。

6月12日、ついに開封式が行われた。箱の中からは小さな石のような形の仏舎利が現れた。国内外から集まった高僧108人が盛大な法会を開き、発見を祝った。法会後、仏舎利は保存用の特製容器に移され、棲霞寺で1月にわたり祭られるという。(翻訳・編集/KT)

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