Record China 2010年6月13日(日) 13時27分
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10日、韓国メディアは、北朝鮮の通貨改革失敗とその後の粛正に関する記事を掲載した。北朝鮮国民は金正日総書記のカレンダーを買わないことで不満を表明しているという。写真は北京市の古銭商で販売されている北朝鮮ウォン。
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2010年6月10日、韓国メディアは、北朝鮮の通貨改革失敗とその後の粛正に関する記事を掲載した。11日、シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。以下はその抄訳。
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韓国メディアによると、北朝鮮は昨年のデノミ失敗を受け、今年3月、通貨改革を主導した前計画財政部長の朴南基氏を銃殺、また幹部100人以上を罷免した。朴氏は40年間、金正日総書記に使えてきた腹心。ある北朝鮮幹部は「金正日は気が狂った。私たちもこれから銃殺されるかもしれない」ともらしたという。
金正日総書記への不満が高まる中、北朝鮮では先代の故金日成総書記人気が高まっているという。関係筋は「北朝鮮では現在、金日成のカレンダーが爆発的な人気です。一方、金正日とその母・金正淑のカレンダーはさっぱり売れません。これは政治体制を支持してきた北朝鮮国民も金正日から離れつつあることを示しています」とコメントした。
高麗大学の趙栄基教授は、「金正日は総書記就任後、苦境に立たされるたびに幹部を粛正し、支配力を強化してきました。今回は5度目の粛正となります。後継者に権力が移譲される時には、恐らく粛正が繰り返させることになるでしょう」と分析した。(翻訳・編集/KT)
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