「外国人居留許可」新規定導入の狙い=増え続ける華人のニーズに便宜―中国

Record China    2010年6月16日(水) 15時38分

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13日、中国新聞網は、6月1日に改訂された「外国人居留許可」に関する記事を掲載した。外国籍を持つ華人にとって最もメリットがある制度と評価している。写真は今年2月、オーストラリア・メルボルン。旧正月を祝うチャイナタウン。

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2010年6月13日、中国新聞網は、6月1日に改訂された「外国人居留許可」に関する記事を掲載した。外国籍を持つ華人にとって最もメリットがある制度と評価している。

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中国公安部は6月1日、中国に6カ月以上滞在する外国人や外国籍の中国人に発給する「外国人居留許可」の新規定を導入した。中国籍の配偶者を持つ外国人、中国籍の両親を世話する外国籍を取得した華人などが対象となった。

中国公安部出入境管理局の統計によると、6月1日の新規定導入後、居留許可を取得した外国籍の華人子女(両親は中国籍を持ちつつ、海外に在住)は293人に達した。居留許可の期間中は、回数の制限なく自由に出入国が可能となる。新規定で新たに対象になった人全体では、6月10日までに618人が申請した。

中国公安部出入境管理局担当者によると、新規定導入の背景には中国人移民の増加があるという。改革開放後、海外へ移住する中国人が増え、移住者やその子どもが外国籍を取得するケースが多い。そうした人々が親戚に会ったり、親の世話をする便宜を図ることが狙いだという。(翻訳・編集/KT)

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