<キルギス民族衝突>中国政府はチャーター機派遣し自国民を保護―中国紙

Record China    2010年6月16日(水) 11時52分

拡大

2010年6月、中央アジア・キルギスの南部で続く民族衝突は悪化を続け、死傷者は1000人を突破した。中国政府はチャーター機4機を派遣、中国人を保護、帰国させた。写真は今年5月、キルギスなど上海協力機構加盟国研修生による中国の特別警察基地訪問。

(1 / 4 枚)

2010年6月、中央アジア・キルギスの南部で続くウズベク系住民とキルギス人の民族衝突は悪化を続け、死傷者は1000人を突破した。中国政府はチャーター機4機を派遣、同国で暮らす中国人を保護、帰国させた。15日、重慶晩報が伝えた。

その他の写真

キルギスでは紛争の最中、中国人が経営する商店が略奪される事件も起きた。13日、キルギス南部の都市オシェでは眼鏡店と精油工場が襲撃を受けた。また道路では車が燃やされるなどの騒ぎが続いており、中国人が受けた経済的被害は少なくない。

14日、オシェからの中国人避難を担当している中国外交部領事保護センターの何平(ホー・ピン)主任は新華社の取材に答え、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席の指示に従い、中国人の保護と避難を進めているとコメントした。

14日夜には中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市から政府にチャーターされた中国南方航空の旅客機2機が到着。15日にはさらに2機が到着し、キルギスに住む中国人商人や留学生を保護、帰国させるという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携