2010年6月13日、中国民営コングロマリット大手・復星集団（グループ）がフランスのバカンスサービス会社・クラブメッド（地中海クラブ）の株式7．1％を取得したことを両社合同で発表した。これにより復星集団は同社の主要株主となり、両社は戦略的パートナーシップを結ぶ覚書にも調印した。新華網の15日付の報道。

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クラブメッドは1950年にフランスで、オール・インクルーシブの滞在型バカンスを商品としてスタート。1966年にパリ株式市場に上場し、現在は世界40か国に「バカンス村」と呼ばれる大型リゾート施設を80か所以上所有している。同社は中国を新たな市場として重視しており、中国最大のスキー場・Yabuliスキーリゾート(黒龍江省)など冬期の営業にも力を注いでいくとしている。

戦略的パートナーシップ構築により、復星集団側は2015年までに中国国内にクラブメッド5施設の開業に向けて最大限の支援をしていくことを明らかにしている。（翻訳・編集/岡田）