南部で続く大雨=死者42人、被害額は270億円超―中国

Record China    2010年6月17日(木) 11時35分

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2010年6月13日以来、中国南部で大雨が続いている。福建省、広西チワン族自治区、四川省、広東省、江西省では42人が死亡する惨事となった。写真は15日、洪水の福建省泉州市。

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2010年6月13日以来、中国南部で大雨が続いている。福建省、広西チワン族自治区、四川省、広東省、江西省では42人が死亡する惨事となった。16日、中国新聞網が伝えた。

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16日時点で大雨の被害を受けた5省・自治区の死者は42人、行方不明者も36人を数える。143万人が被災し、家屋6000戸以上が倒壊した。経済被害は20億4000万元(約272億円)に達した。

国家洪水干ばつ対策総指揮部は、広東省で最大510ミリの雨量を観測するなど降雨量が多いこと、大雨の期間が長いこと、中小河川の水位が高まっていること、山崩れが多発していることが被害拡大の要因だと発表した。死傷者の多くは山崩れ、土石流による家屋倒壊によるものだという。

統計によると、今年、中国では洪水により197人が死亡、家屋16万2000戸が倒壊、直接的な経済被害は約260億元(約3470億円)に達した(6月16日までの統計)。(翻訳・編集/KT)

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